炭の種類「白炭」
臼炭は木質が緻密なカシ、ナラ、クリなどブナ科の木材を炭材とします。
長時間低温で炭化し、炭化工程の終わりに精煉(ねらし)をかけて一気に千℃前後の高温処理をします。
真っ赤に燃え盛る炭を窯の外にかき出し、消し粉(土と灰を混ぜ合わせ、水で湿らせたもの)をかけて消火します。
このとき消し粉が炭の表面について臼く見えるので臼炭と呼ばれるようになりました。
炭の表面は灰白色ですが、割ってみると鈍い鉛のような金属光沢で、貝殻様の模様が見られます。
叩くとかたく澄んだ金属性の音がします。
灰にはカリウムも含まれており、火つきをよくするはたらきがあります。
秋田県の秋田臼炭、宮崎県の日向臼炭、木目の美しい利島の椿臼炭などがあります。
備長炭は炭材にウバメガシを使ったもので、白炭の一種。
紀州備長炭、土佐備長炭などがあります。