炭はなんでも吸着するの?・・・その1
炭は何でも吸着します。
吸着には物理吸着と化熱も小さく、加熱することで吸着したものを容易に離脱させることができる可逆的な現象です。
化学吸着は共有結合などによる吸着で、吸着速度は遅いのですが、吸着力が大きいので離脱しにくく、吸着場所にも選択性があるなどの特徴があります。
炭の微細孔は比較的に大きなマクロ孔と比較的に小さなミクロ孔とに大別することもできます。
マクロ孔は異臭などの吸着物をミクロ孔まで導く役目をします。
ミクロ孔が実際に物を吸着します。
これはトンネルとトンネルの中に仕掛けられた落とし穴にたとえることができます。
トンネルが狭ければ獲物を効率よく誘い込むことができません。
落とし穴よりも獲物が大きければ獲物を捕らえることはできません。
落とし穴よりも獲物が小さければ、一つの落とし穴で多数の獲物を捕らえることもできます。
このたとえから、炭の微細孔の大きさと吸着されるものとの間には最適な関係があることがわかります。