炭はなんでも吸着するの?・・・その2
炭には吸着されやすいものと吸着されにくいものとがあり、吸着されやすいものが選択的に吸着濃縮されることがわかります。
大きな比表面積11吸着量が多い、ということにはなりません。
炭は自分の体積の何十倍ものガスを吸着できます。
これはガスが液化すると数百分の一に体積が減少するので可能なのです。
沸点が高いガス(蒸気)ほど、分子量が大きなものほど吸着されやすい性質があります。
炭には調湿作用があります。
湿度の高いときは湿気を吸着し、逆に低いときは湿気を放出します。
この調湿作用は半永久的に持続します。
炭化温度によって炭の表面の官能基が変わります。
低温では酸性の基が多く、高温になるに従い塩期性となります。
炭はアルカリ性にかわっていきます。
物理吸着に対して科学吸着の占める割合はわずかですが、イオンの吸着、重金属の吸着などに関して大切なはたらきをします。